斎場とは|公営と民営の違いや火葬場との違いを解説!

葬儀を執り行うにあたって、葬儀社のサービスの内容は大まかに理解しても、「斎場と火葬場の違いが分からない!」という方は多いでしょう。

また、火葬場の内容は理解できても、斎場について曖昧な方もいるのも事実です。

そこで今回は、斎場の基礎知識と火葬場との違いについて解説します。

公営・民営の違いもかんたんに紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

こんな方におすすめの記事▼

  • 斎場という言葉の意味が曖昧
  • 斎場と火葬場の違いを知りたい
  • 公営と民営の斎場で迷っている

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斎場とは

斎場とは|公営と民営の違いや火葬場との違いを解説!

斎場とは、葬儀を執り行う場所・会場のことです。

斎場のほかにも、葬儀場・葬儀式場・葬祭場・セレモニーホールなどとさまざまな呼び方があります。

ちなみに葬儀社は、葬儀の代行・手配などのサポートを行う会社です。

そのため、葬儀を執り行う会場を自社で持っていない場合は、斎場を利用して執り行います。

葬儀を葬儀場にお願いせず、自宅などで執り行う場合は、その場所も斎場という認識です。

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火葬場との違いは

斎場とは|公営と民営の違いや火葬場との違いを解説!

火葬場はご遺体を火葬する場所をさします。

葬儀を斎場で執り行い、火葬場で火葬をする。といったイメージが一般的です。

しかし、なかには「斎場=火葬場じゃないの?」「火葬場でも〇〇斎場と記載しているところもあるのはどういうこと?」といった疑問がある方もいるでしょう。

この疑問については下記で解説しています。

斎場の公営・民営の違い

斎場と火葬場の区別について詳しく解説する前に、斎場には公営と民営があることを理解しておく必要があります。

公営斎場とはその名のとおり、市町村が運営している斎場のこと。

「〇〇市立斎場」や「〇〇市営斎場」などの名前が目印です。

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もちろん、市民の方が利用する場合も低価格のため、こだわりの斎場がない場合は、公営斎場でお願いすると良いでしょう。

一方、民営斎場は葬儀社や寺院などが運営している民間企業の斎場です。

「〇〇会館・〇〇メモリアルホール」などの名称がついています。

内装にこだわり、豪華な設備などが魅力ですが、使用料が高額である場合がほとんど。

こだわり抜いた葬儀にしたい方にはおすすめの斎場です。

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火葬場には公営・民営がある?

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斎場には公営・民営とありますが、火葬場のほとんどは公営です。

多くの方は、「市民料金」が適用される「故人の住所地」にある火葬場で執り行います。

「故人の住所地」にある火葬場で執り行わない場合には、「故人が故郷での火葬を望んでいた」などといった理由が挙げられます。

故人の遺志を大切にしながら、火葬場を決定しましょう。

公営斎場には火葬場併設も

昔は、葬儀と火葬は別の場所で執り行うことが一般的でした。

葬儀の後に、マイクロバスや自家用車で火葬場まで移動した経験がある方も多いでしょう。

しかし、近年は葬儀場と火葬場が併設された公営斎場が増加しています。

喪主の高齢化や利便性から、需要が増えてきたようです。

火葬場だけの場合も「斎場」と呼ぶ?

斎場とは|公営と民営の違いや火葬場との違いを解説!

火葬場併設の斎場も増えていますが、火葬場だけの場合も「〇〇斎場」と記載されていることもあります。

そのため、「斎場は葬儀場?火葬場?」と混乱する方もいるでしょう。

ここでは、その理由についてご紹介します。

まずは実際に「斎場」を辞書で見てみました。

“さい‐じょう〔‐ヂヤウ〕【斎場】 の解説

1 神仏を祭るために、特別に設けられた清浄な場所。いつきのにわ。斎場所。祭場。

葬儀を行う場所・会場。火葬場を兼ねていること多い

3 大嘗祭 (だいじょうさい) のとき、供物を調えるために設ける建物。斎場所。”(引用:goo国語辞典)

“そう‐ぎ〔サウ‐〕【葬儀/喪儀】 の解説

死者をほうむる儀式。葬式。とむらい。”(引用:goo国語辞典)

火葬も「死者をほうむる儀式」のひとつと捉えられるので、斎場=火葬場としても誤った表記ではないでしょう。

また、火葬は葬儀の一部とされています。

そして、goo国語辞典でも記載されているように、火葬場も兼ねていることが多い点からも、区別が曖昧であるのが事実です。

斎場は一般的に葬儀(または火葬)を執り行う場所と覚えておきましょう。

近年は「火葬場と併設している斎場も増えている」ということも頭に入れておくとなお良いです。

火葬は葬儀の一部と捉えよう

今回は、斎場と火葬場について解説しました。

斎場は葬儀を執り行う場所のことです。

しかし、葬儀の一部である火葬を執り行う場所も「斎場」と呼ばれます

昔は葬儀と火葬は別々の場所で執り行っていましたが、近年は併設されている公営斎場も少なくありません。

そのため、区別はより曖昧になっていきます。

利用予定の斎場の情報は事前に入手しておき、公営なのか民営なのか、葬儀や火葬ができるのかなど理解しておく必要がありそうですね。

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